私は、何でもしっかりと計画を立てて、それを着実にこなして行く事に喜びを感じるタイプだ。
新入社員から約10年間働いた国内の大手証券会社では、目標(ノルマ)を達成した時に「旗を立てる」という言葉を使う先輩社員が多く、実際に目標達成のチェック欄に日本国旗風の絵を描いていた。
これが全社的な仕来りであったのか、営業店の風習であったかは定かではない。
営業店で5年弱勤務した後に配属された海外機関投資家を顧客とする調査部門では、そんな人を見掛けなかったように思う。
若い頃に身に付いた習慣の粘着性は高く、私はいまだにタスク(To Do)リストのチェック欄にチェックマークではなく「旗」を書いてしまう。
その時の達成感が堪らなく好きなのだ。
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今年のGWの八ヶ岳界隈の混雑ぶりは凄まじいモノになるだろうな。
3月頃からそんな事を感じていた。
私は「人間がたくさんいる」という事に対して、強烈な嫌悪感を覚える。
例外は私自身の講演であり、これについては参加者が多ければ多い程、ヤル気と陶酔感のようなものが高まってくる。
要は、超身勝手な人間なのだ。
そんなわけで、今年のGWは、当初は人口密度が急上昇する八ヶ岳を避けて、新百合ヶ丘の自宅でノンビリと過ごす予定だった。
だが、長男と次男の夫婦が八ヶ岳に遊びに来る事になったので予定を変更。
社主さまと一緒に、GW中は丸々「八ヶ岳ライフ」に浸る事になった。
私はGW後は「決算分析山籠もり期間」に突入するので、次回の八ヶ岳滞在は1ヵ月程になる予定だ。
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GW期間中と言えども、大まかな計画と目標を立てなければ何となく落ち着かない性分だ。
前半の内の1日は、長男が八ヶ岳オフィスから歩いて7~8分の場所(スープの冷めない距離)に購入した土地の木材伐採の下準備を手伝う予定だ。
チェンソーや草刈機の今年初めての出番となるだろう。
敷地の広さは400坪強あるので、正直なところ1日の作業では大したことは出来ないかもしれない。
だが、大切なのは1歩前に歩み出す事なのだ!
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この「助っ人作業」以外の日はどう過ごそうかな?
勿論、息子達夫婦のお持てなしプランは、それなりに組んでいる。
次男夫婦の場合は社主さまとの「テニス特訓」でかなりの時間を使いそうなので、その時間帯に私1人で何をするかがポイントなのである。
ひとつは、着実に成果を上げつつある「タケニグサ局所殲滅戦」の遂行で決まりだな。
もうひとつは、室内でのトイドローンで操縦技術を上げたドローンの「屋外飛行訓練」が楽しそうだ。
大型ドローンを屋外で飛ばすのは約2年ぶりになる。今度は財産区林でロストしないように十分に気をつけよう。
さて、もうひとつ位は何か目標を立てておくべきだな。
そこで思い付いたのは「読書」であった。
それも私にとっては、仕事以外では異例中の異例の「紙の本」の読書である。
昨年、我が敬愛する「柳生博 師」がお亡くなりになった後、「師」の八ヶ岳ライフを綴った「森に暮らし、鳥になった人。」という愛蔵版の本が8月に発刊された。
Kindle版の発行を心待ちにしていたのだが、約9ヵ月経過してもその気配はない。
「よ~し、今年のGW中にこの本を読む事にしよう。」と、Amazonでポチっ。昨日の午後、自宅に届いた。
約500ページの結構分厚い本だ。
このボリューム感は Kindle版じゃ実感できないんだよね…
ウッドデッキに置いたガーデンベッドに寝転がって読書するのが楽しみだな。
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ああっ、もうひとつ大切な事があった。
GWなどの連休中は、鉢巻道路をもの凄いスピードで暴走する、主に他県ナンバー車が急増する。
私は、そういった無謀・無法な運転をするドライバーが許せない。
八ヶ岳の道は優雅に走るものなのだ!
残念ながら私には取締権限はないので、合法的な対応をする。
そんな車とドライバーが、他者(車)に迷惑をかけない形で「自爆(損)事故」を起こすように呪いの呪文をかけるのだ。
おそらく、私が呪文をかけた車の内、4台に1台位は事故っているような気がするんだよね。
丹生麗水魔異安仁虎子蝦蟇流苦能亜、丹生麗水魔異安仁虎子蝦蟇流苦能亜…
おっとイケない、これは2021年用の呪文だったな。2023年用に改良しなくっちゃ。
呪いの呪文に局所殲滅戦、チェンソーにドローン、そして読書。
GWはちょっと物騒で、そして慌ただしくなりそうだ!