この週末は、結局、敷地内から1歩も外に出ずに2日間を過ごした。
我が社独自の「非常事態宣言」発令中である事を考慮しての行動であったが、やる事、やりたい事は山のようにあるので、まったく退屈はしなかった。
その分、平日はアクティブに動くつもりなのだが、今週から来週に掛けては、八ヶ岳界隈は休日、平日を問わず混雑するんだろうな…
八ヶ岳ライフにおいて、GWと並んで、1年の内で最も「憂鬱な期間」の到来である。
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昨日の夕方は、敷地内の「蜂の巣探索・駆除活動」を行った。
今回の滞在期間初日に、本宅とオフィスの軒下はサラッと見て回ったのだが、その際に蜂の巣は見当たらなかったのである。
改めてチェックしたが、やはり蜂の巣は無かった。
今年は、5月中旬に作り始めたばかりのアシナガバチのショボい巣をひとつ駆除したのみ(https://triglav-research.com/?p=37555)。
以来、本宅でもオフィスでも蜂の巣の欠片すら発見できていない。
こんな事、我が八ヶ岳ライフ23年で初めてじゃないかな?
少なくとも2013年に八ヶ岳オフィスをセルフビルドしてからは初の「異例事態」である事は間違いなかった。
こうなると、社主さまの「女王蜂殲滅器(https://triglav-research.com/?p=38865)」の効果としか思えない。
我が社(家)の社主さま(家内)は「生物最強番付」みたいなのを作成したら、どの辺りにいるのだろうか? 「大関」いや、やっぱり「横綱」級だろうな。
きっと「ヒグマ」程度なら、テニスラケットで殴り殺してしまうだろう。
私は?
まあ「意地悪・陰湿(底地悪い)番付」ならば「横綱」級と自負しているのだが…
それにしても、今年は蜂が少ないように思う。
先日ニュースで、異常気象のためか全国的に「蚊」が少ない(活動が鈍い)と報じていた。
八ヶ岳オフィス周辺では、元々、蚊が生息していない(23年間刺された事が無い)ので、ピンとこないのだが、その代わりに「蜂の活動」に違和感を覚えるのだ。
結局、蜂の巣をひとつも発見する事無く探索活動を終えた。
メインウッドデッキに戻って、DIY作業台の上で、草刈機のメインテナンス作業を始めた。
すると、作業台の下からアシナガバチらしき蜂が2匹、いきなり飛び出してきた。
うわっ、なんだ (°0°)
やや間を置いて作業台の下を覗き込んだら、アシナガバチが直径8~9cmの巣を作っている最中であった。
作業台の高さは90cm弱、しかも八ヶ岳滞在中は毎日のように利用する。
オイオイ、よりによってこんな場所で巣作りするなんて、アシナガバチも焼きが回ったな。
オフィスから「ハチアブ マグナムジェット」を持って来て直ちに駆除したのは言うまでもない。
駆除後に気になった。
作業台の天板は、360cm X 93cmとかなり大きい。
もしかして、他にも蜂の巣があるんじゃないかな?
もう一度、下を丁寧に観察したらさらにひとつ発見。
こちらは、直径2~3cm程度でやはりアシナガバチ。まだ作り始めたばかりだ。
すぐにマグナムジェットをシュ~
今年のアシナガバチは、軒下じゃなくて、こんなに低いテーブルの下に巣を作るのか?
何の異変だ~??
ふと、昨年、隣家にできた「巨大スズメバチの巣」の事を思いだした(https://triglav-research.com/?p=35524)。
その際に「雨が多い年は、蜂は水害を避けて巣を高い位置に作る」或いは「蜂の巣が高い場所に作られる年は台風被害の懸念が小さい(=巣が強風で壊れる心配が無いから高い場所に作る)」という「通説」を学んだのである。
と言う事は、今年はその「逆」なので「蜂は台風被害を恐れて低い場所に巣を作っている事」となる。
8月に入ってからの「異常な異常気象状態」を考えれば「スーパー台風の襲来」を想定すべきだろう。
色々な意味で「憂鬱で油断大敵な季節」の到来である。
by『八ヶ岳稿房主』