我が社は零細企業と言えども、会社経営をしている以上、本業に直接関係ない分野にも一定の手間暇を割く必要がある。
ロジ周りは、非常勤取締役である社主さまに任せているが「経理処理」は私が行う。
幸い、私は大学2年の時に簿記1級に合格するなど、数字(経理)に関連した作業が元々嫌いではない。
簿記のあの「貸借がピタッと一致」した時の「爽快感」が大好きなのだ。
8月初旬に、顧問税理士の先生とZOOMでの定例の経理〆業務が予定されていたので、昨日の午後のその準備作業をした。
ネット銀行から、口座取引の明細をダウンロードしてチェック。
すると、5月~6月の「決算分析山籠もり期間」中の最後の仕事であった「地域銀行決算分析レポート」の原稿料が某金融誌から振り込まれていたのに気が付いた。
その瞬間「あっ、計画通りに決算分析を終えた事に対する自分へのご褒美がまだだった!」と気が付いた。
どうしよう?
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モンブランの筆記具の購入はやめようと決めてはいたが(https://triglav-research.com/?p=38500)、じゃあ何を『ご褒美』にするかを決めないまま3週間以上が経過していたのである。
仕事とはまったく無関係の「お遊び系ご褒美」にしようとは考えていた。
そうなると「エアガン」「ドローン」、これまでまったく無縁だった「ゲーム機(Xbox)」の類だな…
そんな程度のボンヤリとしたイメージであった。
ふと頭に浮かんだのが「マルゼン APS-3」。でもどうせ「在庫無し」だろうな…
「APS-3」は「精密射撃競技用エアガン」のひとつ。
私が八ヶ岳で仕事の合間に楽しんでいる「エアガン遊び(訓練)」は、距離20m程度の場所にお手製のターゲットを置いて、自由なスタイルで楽しむものだ。
三男からのプレゼントもあり、現在は4種類の銃を使い分けている。
三男からプレゼントされた 「SOCOM Mk23」。
これに対して「精密射撃競技用」のハンドガンである「APS-3」は、距離5m(ブルズアイ競技)、6m(プレート競技)等、近距離で命中精度を競うために製造された「日本エアースポーツガン協会(JASG)」認定の「公式競技銃」だ。
ちなみに「日本近代五種協会」と「バイアスロン連合」の公式認定競技銃でもある。
実は昨年の夏場に、本気で購入しようとしたのだが、元々が常に「品薄」状態のエアガンで、ネット上ではすべて「在庫無し」状態。
1ヵ月程追い続けたが、結局、新規入荷は無く購入を諦めたのである。
ダメもとで、Amazonで検索してみるか…
昨日も期待せずに「APS-3」で検索したら、あっ、売っている (°0°)
値段は29,800円(税込み)。
念のため「楽天市場」も検索すると、決して数は多くはないが、在庫有りのショップが何店かあった。
どうやら昨年の12月にマルゼンが追加生産したロットが入荷したらしい。最安価格は、Amazonと同じ 29,800円だった。
決算分析山籠もり期間を終えた後の「自分へのご褒美予算」は「通常3万円~6万円」程度。
こりゃ、予算の下限値で購入できる「最高のご褒美」だな。
結局、楽天市場の専門ショップで購入を決定。
受取日を次回八ヶ岳滞在期間の初日に設定して注文した。
それにしても「精密射撃公式競技会」って、何となく「甘美な響き」だな。
「団体競技不適合症」の私でも、参加してみたいなと思える。
うん、これで次の八ヶ岳出社時の楽しみがまたひとつ増えたぞ!
by『八ヶ岳稿房主』