他人の気がしないな…

昨日の「初雪」は、奇襲的に降ったという意味では「底意地が悪い」ものだったが、昼前にはほとんど解けてしまったので「根性無し」でもあった。

あれっ? 「底意地悪くて根性無し」って、誰か身近にいたような気がするぞ…

社主さまが側にいたら、すかさず「オメーだよ!」と突っ込みを入れた事だろう。

何となく「他人の気がしない雪」が、今年の冬が「荒れる事」を伝えてくれたのかもしれない。

やはり「冬支度」を一気に進めてしまおう!

午後になって、風は冷たかったものの快晴で陽射しは強かったので、私は一気にガーデンファニチャーの地下室への撤収作戦に打って出た。

初雪はお昼前には完全に解けてしまった。根性無しの雪で良かったな…

メインウッドデッキのガーデンベッドやチェアの撤収から始めて、オフィスウッドデッキのベッドへと移る。

殿は、オフィスウッドデッキのテーブルとチェアだ。

メインウッドデッキのガーデンファニチャーの収納を終え。オフィスウッドデッキに移動。陽射しは強いのだが、風が冷たくて震える程だった。ああっ、今年もこの場所で毎日のように珈琲を味わったな… 「お外珈琲」の楽しみは、来年4月の下旬まではお休みだな。

この順番じゃないと、地下室への収納がお洒落にまとまらないんだよな…

20分程の作業で撤収戦は完了。

ガーデンファニチャ類を片付けると、ウッドデッキの広さが増したような気がする。

我が八ヶ岳拠点のウッドデッキ総面積は137㎡(約75畳)ある。

現在のデッキ材(主にWRCの2X6と2X10)価格は、ウッドショックの影響で、私がデッキを作成した頃の平均価格と比較すると3~4倍になっている。

枕木にせよデッキ材にせよ「木材の価値が見直されて価格上昇」する事は正しい方向性だと思うのだが、メインテナンスコストを考えるとちょっと憂鬱だな。

左が朝の7時20分、右が午後1時半過ぎのメインウッドデッキの様子。もう雪の欠片も無いな…
ガーデンファニチャーを撤収すると、オフィスのウッドデッキもそれなりに広く感じるのだ。まあでもメインウッドデッキと比較すると「猫の額」だな…

夕方になると、風が一段と強まってきて、オフィスの窓越しにも財産区林の樹木が大きく揺れているのがわかった。

庭に出てみると、この夏、ずっとブルーベリーを見守ってくれた「ぶっき~ちゃん」が風に飛ばされて、ブルーベリーの鉢の上に落ちていた。

あらまあ、ぶっき~ちゃん、強風に飛ばされてしまったんだね。お疲れ様でした。これからゆっくり休んで下さい。

こんな事は初めてだった。風がかなり強かったんだな。

ぶっき~ちゃんも重大任務が完了し、冬眠の時を迎えたんだよね。

お疲れ様でした。来年もよろしくね!

しかし、ぶっき~ちゃんのこの無様な倒れ方、スキーやスケートした時の私のようだ。

身体的バランス能力に欠ける輩は、こういう倒れ方をするんだよな。

それによく見たら、体型も私に似ている。 他人の気がしないな…

他にも強風による異常がないか、敷地周辺を見回した。

すると、我が家とカントリーキッチンを隔てる財産区林の木(唐松かな?)が1本倒れて、隣の木に寄りかかっているのを発見。

昨日まで、あんな危ない木は無かったぞ!

我が家とカントリーキッチンの間の財産区林に倒れかかっている松(唐松かな?)を発見。これ、かなり危険だぞ!

おそらく立ち枯れしていた木が、強風のため根元近くで折れて、倒れ掛かってきたんだろう。

今年の夏も、オフィス周辺をD4で走行していると、立ち枯れしている松(特に赤松)が目立った。

大きな広葉樹の立ち枯れ(ナラ枯れ病)が深刻化している新百合ヶ丘自宅周辺とは違った光景である。

今年の1月に、思い切って敷地内の赤松をすべて予防的に伐採したのは正解だったかもしれないな…

おっとイケない、我が社のレストラン部門の事業戦略の見直しを進める予定だった。

零細企業経営者は常に忙しいのだ!

それにしても、八ヶ岳の気象変化の「気紛れさ」が年々強まってきているような気がする。

「他人の気がしない」な…