ツリーハウスが私をいざなふ — 「The 森男」に笑い、嵌まる…

昨日、オフィスの書棚で銀行のリスク管理に関するコーナーを整理していたら、何故か1冊、趣味系の本が紛れ込んでいた。

タイトルは「ツリーハウスを作りたい」。Amazonで確認したら2017年6月に購入しているのだが、不思議と読んだ記憶が無い。

同じ日に会社のアカウントで銀行関係の本を4冊購入していたので、その際に誤って仕事関連の書棚に並べてしまい放置状態になっていたのかもしれない。

パラパラと中身を見たら、これがまあ面白い。

ツリーハウス関連の蔵書の中で、中央の「ツリーハウスを作りたい」はひと味違ったコンテンツだった。

他のツリーハウス本のように芸術的(或いはユニーク)なツリーハウスを紹介するだけでなく、実際に建築する場合の工夫等にまで内容が及んでいた。

それに「小諸ツリーハウスプロジェクト(https://triglav-research.com/?p=19297)」の作品がすべて紹介されていて、とても親近感を覚える本だった。

仕事の予定を忘れて、思わず1時間以上も読み(見)耽ってしまった。

そう言えば、久しく「ツリーハウス関連」の本を購入していなかったな。読書後にAmazonで検索。

すると「OFF GRID LIFE 自然とつながる、住みかをつくる」と2月2日に出版されたばかりの本がヒットした。即注文。

他に面白い本はないかなと探したが、ほとんどが購入済みだった。

ツリーハウスなんて、所詮はまだまだ「マニアックな趣味の領域」なんだなと再認識。

本以外にも検索領域を拡大したら、Amazon prime videoで「The 森男」なる History Channel 制作のドキュメンタリーシリーズを発見。

「大自然と格闘しながら木の上の基地を完成させてゆく男たちを追う。シーズンを通して見事な木の上の建造物が完成してゆく。」なんて紹介文に思わず釣られて視聴してしまった。

エピソード1の8話の内、4話を一気に視聴したので「嵌まった」と言えるかもしれない。

5人の森男の中でも、若くてまともな感じがするイーサンのツリーハウス。最も洗練された構造だ。
イーサンのツリーハウスの支柱は「唐松」。我が八ヶ岳のツリーハウス建設予定地に残したのも唐松4本なので参考になる。
イーサンのツリーハウスの最大の特色は「自転車エレベーター」。アバンギャルドだな…

まあ、清々しい程のヤラセ感・捏造感が満載で、気持ち良く笑えた。

ちょっと樹木のことやDIYの知識がある人間から見ると失笑する場面が多いのだが、一方でとても「楽しめる番組」だったのは確かだ!

おそらく8話全部を視聴することになるだろうな…

登場人物の行動については、正に「眉唾物」なのだが、登場するツリーハウスは、決して紛い物ではなく十二分に鑑賞に値するモノだった。

こちらは別の森男のツリーハウス。単独で動き回るぶっ飛んだオッサンで、その行動は破天荒で一番笑えた。でも、私が敷地内に作りたいのは、こんなタイプなんだよな…
これも「The 森男」に登場する別のタイプのツリーハウス。どうも支柱の構造がよくわからない。すごくアンバランスに思えるのだが…

あれっ? 「The 森男」のひとりであるイーサンとそのツリーハウスって「ツリーハウスを作りたい」の中で8ページも割いて紹介しているじゃないか!

やっぱりツリーハウスそのものは「正当派」なんだ。

森男「イーサン」は「ツリーハウスを作りたい」の中で、8ページを割いて紹介されたいたことに気が付いた!

しかし、困ったな。敷地内の針葉樹を思い切って伐採した途端に、ツリーハウスが私を誘(いざな)い始めている。

大規模DIYは「凍結中」なんだが…