昨日の伐採作業は「快晴・無風」の中で終えることが出来た。
業者さんによると「八ヶ岳の冬場としては最高と言える作業環境」だったようだ。
今日も朝から快晴で風はまったく無く「静謐」という言葉がピッタリの1日だった。
八ヶ岳の敷地内で過ごす限りは、COVID-19パンデミックとは「無縁の世界」である。
しかも嘘のように暖かい。Galaxy Note 20 Ultraでチェックすると、午後1時のオフィスウッドデッキに設置した外気温計は12.6℃を表示した。
さすがにエラーかなと思い、本宅の窓に取り付けた超アナログな外気温計を確認したら、やはり13℃よりちょっと下を表示していた。
まるで春のような陽気じゃないか!
1時過ぎから、ちょっと仕事の手を休めて、11本の木を伐採した敷地内を散策。
切り株1本1本の写真を撮りながら、年輪がはっきりしている切り株を4~5本選び、その数を数えた。
結果は、平均で70本(年)位だった。
敷地内の赤松や唐松が第二次大戦後に植林されたものであることを再確認。
私よりも10歳以上長生きした木を伐採したんだな…
改めて感謝の念を込めながら切り株を見て回った。
約100坪の三角地であるツリーハウス建設予定地は大木3本を伐採したため、イメージが様変わり。
ツリーハウスの支柱とする予定の4本の唐松の周辺は開放感が一気に高まった。
既にこのエリアには、シンボルツリーとするためにシュガーメイプルとニセアカシアを私が植えているが、さらに「楓系」を植えて「メイプルゾーン」とする計画だ。
敷地内に自生し、鹿の食害を奇跡的に免れた「3本の楓」を見つけて保護したのは2018年の春だった。
どれも30cm程度の背丈だったのだが、オフィスのウッドデッキで大切に育てた結果、最も大きいものは既に樹高が3m近くにまでなっている。
移植は今年の春だな…
今回は、針葉樹の幹の部分だけ搬出をお願いし、枝葉は敷地の境界付近にまとめてもらった。
リース作りの松ぼっくりを取ったり、枝の部分はチェンソーでカットすれば焚き火の部材になる。
木は伐採後にも「宝の山」を残してくれるのだ。
伐採した木の中で唯一「広葉樹」である「白樺」は、幹の部分も3分した上で本宅の脇に置いてもらった。これは薪ストーブで使うためである。
枝葉の部分は敷地の東側に積まれていたのだが、結構、太い枝もあった。
これを見た社主さま(家内)は目を輝かせて「幹だけじゃなくて枝も十分に薪になるわ…」と呟いた。
何を考えてるんだ??
私が、庭をのんびりと敷地内を散策している間に、社主さまは薪になりそうな太さの枝を白樺の幹の上に大量に運んでいた。
「私のチェンソー、オフィスの地下室から持ってきて。」と言うので指示に従った。
どうやら、早速、枝を薪の長さに切ろうとしているようだった。
「まあ、好きにすれば..」って感じで、チェンソーだけ渡して、私はオフィスに仕事に戻った。
午後3時過ぎに枕木テラスに出たら、丸形のログホルダーが白樺の薪でギッシリ埋まっていた。
社主さま一人であっと言う間の作業である。
「木の効用」も確かに凄いが、それを上回るのが我が社のスーパー社主さま(嫁)だなと感じた…
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