「有明の月」を愛で「初外食」そして「初焚き火」の日

今日も本当に穏やかな1日だった。朝、オフィスデスク前のブラインドを開くと美しい「有明の月」が空に浮かんでいた。

齢を重ねるについて「日月(じつげつ)」の好みが変わってきたのを実感する。

嗜好は朝陽から夕陽へと移り、そして最近の一番のお気に入りは「有明の月」だ。

氷点下のオフィスウッドデッキに出て、この淡く美しき月を愛でた。

昨年12月初旬に、その美しさに感動して以来、「有明の月」に魅了されている。

今年の仕事始めは4日と決めているので(私の気分次第で変わるかもしれないが)、明日までは極力外出を控えて、八ヶ岳本宅で過ごす予定だった。

だが、明朝「あずさ」で東京に戻る予定の長男から「中村農場のチキンカツ定食」が食べたいとの要望が寄せられた。

現在、我が社(家)は、「外食自粛(禁止)中」だ。元々、私は「食」にはこだわりも興味もないので、別になんともないのだが、「中村農場」と「草笛」だけは、時々、無性に訪れたくなる。

中村農場については、テーブルの間隔をタップリと確保し、自動予約発券システムを導入するなどして「COVID-19対策」は徹底していることは確認済みなので「特例承認」。

社主さまと長男の3人で「2021年初外食」を楽しんだ。

今日の中村農場では「から揚げ付きチキンカレー」を食した(980円)。これから、チキンカツ定食にするかカレーにするか迷うようになるかな? 親子丼、ラーメンもあるし…

これから当分の間は、色々と「初」が付くことになる。夕方は枕木テラスで「2021年初焚き火」。

ああっ、1日の終わりの焚き火は、やっぱり最高だな…

勢いよく燃え始めた焚き火。我が社の「お焚き上げ」だな。
炎が落ち着いたあとは、時々、木の残材を放り込むだけ。昨年、自宅パーゴラを解体した残材が大量にあるので、焚き火はいくらでも楽しめるぞ!

 社主さまの依頼で「焼きバナナ」にチャレンジ。アルミホイルにバナナを包んで焚き火の中に放り込むだけ。

こんなの誰でも出来るだろうと高を括っていたのだが、焚き火の中でホイルが開いてしまったようで1本は「焦げバナナ」になってしまった。

どうも「料理の類」は苦手だ…  でも「焼きバナナ」は料理にすらならないかな?

「焼きバナナ」なんて簡単だろうと思ったが、1本は「焦げバナナ」にしてしまった。食にはこだわりはないし、調理の類は苦手(大嫌い)なので、結局、すべては社主さま任せになる。

今年は、八ヶ岳オフィスで仕事をする日には、なるべく「屋外」で気分転換する時間を増やそうと決めている。その筆頭が「焚き火」だ。

お気に入りのBS TV番組「ひろしのぼっちキャンプ」を視聴すると「焚き火道」の奥深さを感じる。

今年は「焚き火道を極め、珈琲道を深めよう!」と目標を立てている。

テラスで椅子に座って焚き火を眺める。周辺が暗くなった時に焚き火を眺めていると目の疲れが取れて、暖かい涙が出てくる。
「熾火」状態は本当に美しいな…

そうだ、焚き火道の名著「焚き火大全」でも読み返そうかな…

本宅ホビールームの書棚から探し出してきて、早速、読書を開始。

2003年に出版された「焚き火大全」は私のお気に入りだ!

他に面白い本はないかとAmazonで検索したら、それらしき本が何冊か検索ヒットした。やっぱり「焚き火ブーム」なんだ!

でも、お手製の枕木テラスの上で、これまたお手製の鉄チン製の焚き火台で毎日のように焚き火を楽しめるこばち~(私)は「希少種」に違いない。

そんな自慢にもならない事を考えながら、八ヶ岳での1日を終えようとしている。