もう生身の人間と6日と10時間会話していない…

銀行の決算発表は、今日でほぼ5合目(正確には5.4合目)。山籠もりの本来の目的である決算分析作業が「戦闘モード」に移行する時期である。

朝6時に起きてから午後6時迄、食事とマシン・ウォーキング以外は、ほぼPCと睨めっこ。「解釈の変更」を使ったまやかしの業務ではなく、ガチのアナリスト仕事を10時間以上は続けたように思う。

さすがに疲れたので6時過ぎからノンビリと15分程敷地内を散策。気が付けば庭の芝生が一斉に色付き始め「緑のカーペット」が広がり始めている。

いつの間にか芝生の芽が伸びて緑のカーペットが広がり始めていた。
目線を下げて見ると芝生の芽は予想以上に伸びているな。もうすぐ草刈りの時期が到来だ…

桜が散ったこの時期は、自生の「小さき野生の花たち」が控えめに敷地内を飾るのみだ…

イカリソウ 控えめだけど美しいな…
ヘビイチゴの花も結構好きだな。

と思ったら、アルプス乙女やカリンの蕾が開花直前となっていた。明日が開花宣言日かな?

アルプス乙女は明日が開花日かな?
カリンの蕾も開きかけているじゃないな。例年より早いな…

夕陽を眺めようとオフィスウッドデッキに置いた1号ガーデンベッドに寝そべった。

朝と夕方はオフィスウッドデッキの1号ガーデンベッド、日中はメインウッドデッキに置いた2号がお気に入りの休憩スペースになる。
仕事が一段落して眺める夕陽は格別だ!

リハビリ中の4種類のカエデが、まるで競争するかのように葉を開き始めていた。

ショウジョウモミジは鹿に完全に毟られて枯死寸前だったのをレスキュー。まだリハビリ中だ。
敷地内に自生していた紅葉を育てている。種類はちょっと判定が微妙。

まあ、こういう「ひたすら静かな仕事三昧」の日も悪くないな… 

ふと何日間、人と会話していないか気になった。社主さま(家内)は、一足早く山籠もり生活から「巣ごもり生活」に帰還。5月6日朝8時半に小淵沢の駅に送った以降は、社主さまとFacetimeで話すだけの日々を送ってきた。

買い物の際は、このご時世なのでお店の方に配慮して会釈をするのみ。こちらから何かを尋ねたり話し掛けるのは厳に慎んでいる。

と言う事は、今日の午後6時半時点で6日と10時間「生身の人間」と会話をしていない事になる。でも、全然苦ではなく、むしろホッとする。仕事(講演や会食)以外で話すのは面倒なんだよな… 

これから待ち構えている世界は「after COVID-19」ではなく「with COVID-19」なんだそうだ。だが、運良く SARS-CoV-2が終息しても、-3や-4がすぐに襲来するかもしれないのだから、with various SARSと表現すべきだろう!

SARSのウィルス名が「SARS-CoV」、今回新型コロナと呼ばれているウィルスが「SARS-CoV-2」であると、もっと正確に報道すべきだと思う。そもそも、SARS-CoV-2が引き起こす「感染症」が COVID-19である事をしっかりと説明するニュース番組が少ない。

私は曖昧なのは大嫌いだ!