我がパワースポット「井戸尻」の春

よせばいいのに、昨晩「日本沈没の1973年版」DVDを鑑賞。そのためか、心のザワザワ感のようなものがさらに高まってしまった。

COVID-19パンデミックに関しては、十分に勉強して細心の対応をしてきたので、脅えていないし、ストレスもまったく感じていない。先日レンタル視聴した映画『Fukushima 50』も、ほとんど既知の内容だったのでサラッと楽しめた。だが、今から47年も前の映画は、見えないし聞こえないアラートを発しているようで、鑑賞後に珍しく「不安感」のようなものを感じたのである。

Evernote に作ってある「地震関連」の気になる情報をストックしたノートブックを見直していたら、1月の中旬に「南海トラフ地震の想定震源域の沖合側でスロースリップが観測された」なんて記事に目が釘付けになった。う~ん、やっぱり今年に入って「嫌な感じの情報」が増えているんだよな… 

こういう時こそ、我が敬愛する「尖石 最強国宝土偶さんペア」にお参りに行きたいのだが、残念ながら尖石縄文考古館は休館中だ。井戸尻考古館、北杜市考古資料館等も軒並み臨時休館延長となっている。平日のこれら考古資料館は「三密」とは無縁と思えるのだが、まあ、こんなご時世だから仕方ない。

代わりに、八ヶ岳オフィス内のレプリカの土偶さん達に「せめて、COVID-19パンデミックが終息するまでは、大地震が起きないように守ってね!」と毎朝、お願いする事とした。
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朝から、銀行の決算分析の準備を進め、夕方、所用で信濃町郵便局へ行った。本郷郵便局の方が近いのだが、ふらっと「井戸尻史跡公園」に立ち寄りたくなったので、途中にある信濃町の方を選んだのだ。

心が疲れた時、荒んだ時に「井戸尻」を訪れると、憑きものが落ちるかのように心がスッと軽くなる。私にとって「特別な場所」なのである!

今日は考古館の駐車場ではなく、町道沿いの空きスペースにD4を駐車して、30分程、史跡公園内を散策。50~60m先に農作業をしている人が見えたが、公園内は私の「貸し切り状態」だった。

井戸尻に来るといつも「神々がおはします地」という言葉が自然に頭に浮かぶ。そして、縄文人が此の地に集落を築いたセンスの良さに感動するのだ。

甲斐駒はいつ見ても雄々しいな。
田植え前の水田って鏡みたいだ。「井戸尻の春」を感じさせる光景でもある。
この美しい水ってどこから流れてくるんだろう?
井戸尻と言えば睡蓮(スイレン)だ。
オフィスから見る夕陽よりも、井戸尻の夕陽は随分と大きく感じるな。
この位置からだと富士山が見えるんだが、写真ではわかりづらいな。
復元住居、本当に一等地にあるな…
やっぱりツリーハウス作るのをやめて、竪穴式復元住居を作ろうかな。
まあ、多少の自然災害からはタフなD4が私と社主さまを守ってくれるだろう…

「井戸尻の春」の美しい景色を眺めていたら、心のザワザワ感なんて吹き飛んでしまった。

「仮に、日本列島が垂直方向に1,000m程沈んでも、八ヶ岳オフィスは標高1,300mにあるのだから大丈夫だよな。あ~あ、スッキリした!」

こういう場所が「パワースポット」なんだろうな…