こばち~の自宅巣ごもり録 ④DEMELのクッキーを味わう

昨日(20日)の午後は講演が1件あったために東京に出た。一昨日と天候は様変わりで、雨と肌寒さで憂鬱な1日だった。

3月第1週以降で、東京に出て仕事をしたのは6~7回であろうか? 私は臆病ではないが、慎重で器が小さい。そんな人間が、この時期、朝夕のラッシュ時に電車に乗ることなどあり得ない。これまでの東京での通勤は、ソーシャルディスタンスを確保し、飛沫、エアロゾル、さらには接触感染のリスクを極力排除できるような所謂「オフピーク通勤」を徹底。

だが、昨日は東京での講演が終わったのは午後6時過ぎ。初めて、夕方のラッシュ時に重なる帰宅となった。幸い、代々木上原までの移動に利用した地下鉄千代田線は、個人的に十分許容できる程度の乗客数であった。

代々木上原から新百合ヶ丘駅までの移動は「小田急線の快速急行」を利用。これは乗車時間が21分とロマンスカーに次ぐ早さだからだ。混雑を危惧していたのだが、さすがにこのご時世で、乗客数は私の事前予想よりも2割程少なかった。

いつも乗車する最前列の車両は、代々木上原に着いた時点でもまだ空席がいくつかあった。代々木上原ではかなりの乗車人数だったのだが、体と体が触れあうような状態ではない。これもギリギリ許容範囲だ。

いつものように、①マスクを着けていない人の側は避ける ②隣が空席とならない場合は座らない ③立って乗車する場合は目の前の窓がしっかりと開いていること ④使い捨て手袋を着用し吊り革等は絶対に素手で触らない という4要件をしっかりと守り、車両の最後尾のポジションを確保。

さあ、これから21分間、なるべく呼吸回数を抑えよう… なんて考えていたら、ここで「予期せぬ脅威」に遭遇。どう見ても「蚊」としか思えない1匹の昆虫が社内、それも私の目の前を飛んでいたのだ。咄嗟に「SARS-CoV-2を蚊は媒介するんだっけ?」と考えた。

しまった、まだ確認していないぞ… とパニックになりかけたのだが、幸い、周囲を見渡しても蚊は1匹だけ。な~んだ。潰しちゃえばいいんだ。素手だったら躊躇するが、使い捨て手袋を着用しているので、躊躇なく蚊が休憩したところをぷちっ。これで快速急行で移動中のリスク封じ込めに成功。

殺生は好まないが、電車内の壁で休憩中に躊躇なく押し潰した虫。どうみても「蚊」である。防疫対策なので仕方ない。

しかし東京って恐ろしいな。4月にもう「蚊」が飛んでいるんだ。八ヶ岳なんて、そもそも蚊は夏でもいないぞ!

呼吸回数2回(さすがに嘘)で無事に新百合ヶ丘着。いつもは乗降客でいっぱいのホームも予想以上に人はまばら。駅前のペデストリアンデッキも雨のせいか閑散。普段は人で溢れかえるバスロータリーも乗降客は少ない。平日の通勤時間でこの状態なら、緊急事態宣言は十分にワークしているなと大満足。

通勤ラッシュ時は、いつもは乗降客で溢れかえる新百合ヶ丘駅ホームだが、最前列の車両から降りて10秒もするとこんな感じになった。
雨のせいもあるだろうが、ペデストリアンデッキも閑散としていた。緊急事態宣言の効果は大だ!
バスロータリーも夕方の帰宅時間なのに人はまばら。

自宅に戻ってすぐに「帰宅時ストレス値」を計測。グリーンゾーンの範囲内にあり、私の許容できる混雑度合いであった事が確認できた。こうして、おそらく「政府 緊急事態宣言」下では唯一となるはずの「ラッシュ時通勤」は無事に終了\(^o^)/

通勤後には、いつも真っ先にストレス値を確認する。しっかりグリーンゾーン。大嫌いな満員電車だとレッドーゾンに振り切れる!

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今日の昼過ぎ「SARS-CoV-2の蚊による媒介リスク」を改めて調べてみた、関連情報はまだ少ないが、全体としては「蚊の媒介リスクはなさそう」という論調だった。だが、その多くは「所詮はネット情報」なので鵜呑みにはしない。う~ん、これから東京へ出る際には「携帯蚊除け」も必要なのかな? なんて考えていたら、何故か甘いモノが食べたくなった。

そうだ! 昨日、講演のお土産にいただいたお菓子があったな。わおっ、DEMELのクッキーだ! こんなご時世なので講演は行っても、その後の会食はすべてフリーズ中。お土産に私が好きなスイーツ系をいただく事が増えている。どれにしようかな?

講演でいただいたお土産はDEMELのクッキーだった。わおっ

今日の「1日ひとつ小ネタで感じる些細な喜び」はこれで決定!