対COVID-19 — 結局、最善の対策とは…

『八ヶ岳稿房』でCOVID-19パンデミックについて初めて書いたのは、1月15日(https://triglav-research.com/?p=26358)だったので、世間一般よりはかなり早い時期にその脅威を認識していた事になる。もっとも、1月15日の時点では、まだCOVID-19という今回の感染症の正式名称は決定していなかったが…

あれからわずか2ヶ月半で世界の状況は一変し、1月15日に掲載した写真そのままとも言える状況が現実のものとなっている。その後も、COVID-19に関しては『八ヶ岳稿房』で何回か情報発信し、現在も常に最新の情報を吸収しようと真面目に取り組んでいるのだ。

感染予防策については、特に熱心に学んで、例えば東京での仕事用の「5点セット(https://triglav-research.com/?p=27110)」など、かなり慎重な対応をしてきたつもりである。だが「最善の感染予防策は人と接しない事」であるという当たり前の結論に漸く到達した。

要は、私が年に数回の恒例行事としている「八ヶ岳オフィスでの決算分析 山籠もり作業」が対COVID-19の最良の対策なのである。今回の週末は仕事はしないと決めたので、基本的には社主さまとオンデマンドの映画鑑賞や読書でまったりと過ごす事にした。

映画や読書に飽きれば枕木テラスで焚き火。ちょっと体も動かそうと思った時は、社主さまはメインウッドデッキ下スペースの薪ストーブ用の薪を整理、私は、庭木の枝打ち。そう、ひたすら「山籠もり」モードである。

枕木テラスの上では連日の焚き火。廃棄待スチールホイールで作った焚き火台は大活躍。
昨年の晩秋に枝打ちした際に、何本か手付かずになっていた広葉樹の枝を伐採した。

夕方、富士見の町に買い出しに出掛けたが、マスク着用の上、時間を掛けずにサッと買い物を済ませた。富士見のスーパー等は、どこもマスク以外の商品は潤沢で、いつもと何の変わりもない。

D4に荷物を積み込んで、真っ先に携帯除菌ジェルで手を消毒。まるで、アライグマの夫婦だな…

寄り道は一切せず、そのまま八ヶ岳本宅に直行。立沢大橋交差点周辺はかなり濃い霧がかかっており、D4のフォグランプのスイッチをオン。ああ、今の世の中を象徴するような光景だ。

富士見の町への買い物帰り、霧がかなり濃くなってきた。まるで世相を象徴するようだ。

見事な位に味気ない1日だが、当分の間はこれが一番正しい週末の過ごし方なんだろうな…