ますます器が小さくなる私… 「オフィス環境」は大切だ!

本来ならば先週金曜日の午後から10日間の「第2期決算分析山籠もり作業」に突入する予定であったのだが、緊急の案件が舞い込んだり、不測の事態が発生したりで、結局、山籠もりを断念せざるを得なくなった。年内に2回の山籠もりを実行できないのは、2013年末のオフィス完工後では初めての事である。

仕事に必要なデータはすべてクラウド上で管理しているので、新百合ヶ丘自宅の書斎でも分析作業や資料作成は出来る。だが、仕事関連の書籍はすべてオフィスに置いてあるので、ちょっと調べ物をしたくなった際などの業務効率はやはり低下する。

仕事関連の書籍はすべてオフィスに置いてあるので、ちょっとした調べ物の際には、自宅書斎では対応出来ずに、結構、ストレスになる。仕事用の書籍はロフト下スペースの書棚にもズラッと並んでいる。

さらに、オフィスは幅4mある机の上で2台のデスクトップPCに役割分担をさせて作業を進めるのだが、書斎のデスクは2m弱しか幅がないので、デスクトップとノートPCの組み合わせによる「窮屈」な感じの作業が続く。そもそも40㎡(約24畳)をひとりでゆったり占有して仕事が出来るオフィスと6畳弱の書斎とでは、仕事をしている時の「ゆとり感」がまったく異なるのだ。

八ヶ岳オフィスのデスクでの仕事に慣れてしまうと、市販のデスクが異様に狭く感じる。自宅書斎の机も幅は2m近いので決して小さくはないのだが…  ちなみに書斎のデスクはSONY製だ。今はどうかは知らないが、かつてSONYは机も売っていたのである…

外資系金融機関勤務時には、若い頃から個室や広大としか言いようのないデスクを割り当てられていた。その後、日本の金融機関での勤務に一旦戻った際に、小さなデスクとケチ臭いオフィス環境で仕事の効率性が一気に低下したのは「苦い思い出」だ。現在、東京での仕事の際には個室を確保してもらっているので、まあ何とか大嫌いな満員電車での通勤に我慢出来ているように思う。

そんな事を考えながら、朝から晩までPCで作業を続けると、自分の器がますます小さくなって行くような気がする。この1週間で感覚的には2割減だろうか…  仕事の隙間時間には、一段と「些細な喜び」や「面倒なこだわり」に傾斜していく自分が怖い。このままじゃ「こばち~」から「アントマン」へ変身してしまいそうだぞ!

そんな時には、八ヶ岳オフィスの様子を「カメラ一発」アプリを開いて眺め、正気を取り戻そうとする。ああ、珍しく、今日は雨か。この時期に雪にならないのは、やはり異常な暖冬だな。画面設定の関係で、今日はオフィス内の様子まで画面に映し出されてしまった。やっぱり、広いデスクがいいな。バーゼル規制関連で調べたい本が、書棚のあそこにあるんだがなあ~

今日の八ヶ岳は、珍しく雨か… この時期に雪にならないなんて「異常な暖冬」だな。ブッドレアの葉なんてまだ緑色じゃないか。

マズいぞ、逆効果だ…