トリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所 — 13日零時をもって台風観測終了!

昨日は朝からずっと台風19号騒動に巻き込まれたような感じだったな…

幸い、新百合ヶ丘の自宅は「肩透かし」と言える位、風雨は事前予想程には強くなかった。台風が最接近した午後8時~9時頃は、それなりに荒れた状況となったが、風は15号の方がはるかに強く思えた。

午後9時半前には風も雨もほとんど止んで、ちょっと驚く位に静かな状態が訪れたのである。危惧した停電も発生しなかったので、早々と新百合ヶ丘自宅については台風の最悪期は脱したと判断。

こうなると気になるのは「八ヶ岳」の状況だ。日中は、ほぼ1時間おきにトリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所とカメラ一発で敷地内の状況をチェック。こちらも幸い、大きな被害は発生していない模様だった。

午後6時頃からは赤外線監視カメラ以外の画像は使い物にならなくなるので、30分間隔にデータチェックの頻度を高めたが、気圧は午後7時頃を底に上昇に転じた。

急低下が続いていた気圧が午後7時頃を底に上昇に転じた。台風19号が八ヶ岳から遠ざかりつつある事を確認。

そして、風雨も共に午後6時頃からは弱まる傾向がはっきりと確認できたのである。

風速計の記録も午後6時頃からは風が弱まり始めた事を示していた。
雨量計も同じく午後6時頃から一気に雨量が減り始め、日付が変わる頃には、ほとんど雨は止んでいた。

そんなわけで日付が変わる13日の午前零時に枕木テラスと八ヶ岳本宅を映し出す赤外線カメラの画像を改めてチェック。

残念ながらカラー映像程の画像の鮮明さはないので断言は出来ないが、本宅やテラス周辺に特に目立った被害は無さそうだ。ああっ、本当に良かった…

赤外線カメラで敷地内の様子をチェック。画像は鮮明でないものの確認できる範囲ではガラスの破損や倒木、ガーデンファニチャの飛散等は無さそうだった。13日零時をもって台風特別観測体制の終了を宣言!

ちょうど午後11時55分頃に、東京都内に出されていた「大雨特別警報」が「大雨警報」に一斉に引き下げられたので、13日零時をもって、トリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所の台風19号特別観測体制の終了を宣言!

ふ~、長い1日だった…