八ヶ岳 庭の花々のバトンリレー

今日は朝から所用が続き、結構バタバタ状態。やっと落ち着いたのは午後5時前だった。ここ数日は晴天が続き、オフィス周辺の庭木もバテ気味だったが、午後1時頃から短期間だがかなり強い雨が降り、一気に元気を取り戻した。正に「慈雨」である。

夕方からは、再び八ヶ岳ブルーの空が広がったので、のんびりと敷地内を歩いた。ヤマボウシからのバトンを受け、オフィス周囲を美しく飾っていた「ホスタさん」達の可憐な花は、既に盛りを過ぎて手仕舞いモードだ。

今年も鹿対策の「結界石〈改〉」の効果は大であったが、残念ながら「無傷」とは言えなかった。何故か花の先端から10数㎝程の位置で、まるでナイフで切ったかのように茎が囓り取られたホスタさんが4株程あったのだ。鹿の仕業か、他の動物かは不明であるが、新たな対応策を検討せねばならない。

これまでホスタさんに対する鹿の食害は「新芽」と「葉」に集中していたのだが、今年は何故か「花と茎」を囓り取られる被害が4株に発生。もしかして、鹿以外の新たな敵の出現か?

例年、最後に見事な花を咲かせてくれるオフィスのエントランス脇のホスタさんは2~3日前が満開のピークだったかな? そろそろ次の花にバトンを渡すタイミングだね。ホスタさん達、来年も宜しく!

こちらが例年、ホスタさん開花の最後を締め括る株だ。この株が盛りを過ぎると「ブッドレアの季節」が本格到来する。

次の庭の主役は「ブッドレア(バタフライブッシュ)」である。 開花後に小まめに剪定すれば、ちょっと驚く程の長い期間、美しい花とそれに誘われて訪れる蝶を楽しむ事が出来る。

ブッドレア開花のトップバッターは、こちらの濃いパープル(ブラックナイト種だったかな?)
次に開花するのが、大型花穂の淡いパープル系である。確か「ガリバー種」だったと思う。

開花期間の長さでは、我が家の庭においては「ヤマボウシ」と双璧であり、それに加えて、自然体でも鹿の食害とほぼ「無縁」なのが強みである。

パープル系を3種類、ホワイト系を1種類植えてあるのだが、例年、濃いパープルから開花が始まり、淡いパープル(花穂大)⇒淡いパープル(花穂小)⇒ホワイトという順番で開花期を迎える。植えた環境とは関係なく、必ずこの順番なので面白い。

3番目に咲き始めるのが、淡いパープル(ピンクかな?)のフレミングバイオレット種だ。
最後に一斉に咲き始めるのがホワイト系。今日、咲き始めた。ブッドレア勢揃いで、これから長~い開花期間が続く。

今日、ホワイト系が開花したので、次なる主役の「揃い踏み」となった。「鹿軍団との戦い(知恵比べ)」に楽しさを感じて始めた八ヶ岳でのガーデニングであったが、最近は花も楽しめるようになってきた…