広島のホテルから — 八ヶ岳オフィスの室内環境チェック

昨日からは地方巡業。東海→中国→近畿→東海と慌ただしく移動し、講演と会食を繰り返す事になる。

日本全国各地を訪問し、地域銀行経営者の皆さんの生の声を聞き、さらに各地の美味しい料理を堪能出来るのが、弊社というか私の仕事の「特権」かもしれない。口の悪い知人は「相変わらず良い身分だな」などと言うが、『頑張れ 日本の地域銀行!』という信念に基づいて行動しているだけである。

八ヶ岳 富士見高原にわざわざオフィスを構えているのは、勿論「八ヶ岳が大好き」というのが一番の理由である。加えて、現在のようにIT技術が発達した社会環境であれば、弊社のような「情報が生命線」の会社でも、オフィスの場所は東京である必要はないと考えている。それを自ら実践・証明したいという思いもあるのだ。

今日の朝は、広島市内のホテルで迎えた。それにしても、昨日は、本当に蒸し暑かった。私が辟易したのは、気温の高さよりも、むしろ湿度の高さだ。昨日の夕方に乗車したタクシーの運転手さんは「湿度が80パーセント超えているんで不快だ。」みたいな事を言っていた。湿度80パーセントなんて数字、八ヶ岳オフィスでは考えられない世界である。

ふと気になって、現在の八ヶ岳オフィスの環境を確認したくなった。弊社には、そのために「トリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所」という強い武器がある。

早速アクセスすると、午前7時のオフィス内の室温は 21.8℃、湿度 45パーセント、二酸化炭素濃度 708ppm(外気或いは窓を開放するなど健康的な換気管理のされたレベル )、騒音 42dB(図書館のレベル)と表示された。

実は当気象観測所、現時点での気象データのみでなく、過去の任意の期間のデータ推移をグラフ化して表示する事も出来るスグレものである。過去2週間の室内気温と湿度を示したのが下記グラフだ。上が室温、下が湿度である。

下のグラフが示すように、湿度なんて梅雨時にオフィスを閉め切りにしても50パーセントを超すことはまずない。

勿論、エアコンや除湿機の類は一切使っていない。この蒸し暑い梅雨の季節であるにもかかわらず、「カラッと適温」状態がログハウスの調温・調湿効果によって維持できている。

ああっ、早く八ヶ岳に戻りたい…

最後に、オフィス周辺の様子を屋外カメラでチェック。今日も八ヶ岳は快晴のようだ。

さあ、これから元気にお仕事。まずは新幹線で新大阪に向かおう。大阪もきっと暑いんだろうな…