デジタルガジェット「入社式」のおこだわり — Lenovo PHAB2 Proの入社

2日連続で【Lifehackと遊び心の部屋】ネタを配信しよう。昨日は引退する Z Ultra(ズルトラ)だったので、今日はその後継機である。

散々探して、結局購入したのはLenovo PHAB2 Proというファブレット機だ。プライベート用なので、ビジネス用軍団のように最高のスペックを求める必要は無い。条件でこだわったのは、①Android6.0以上SIMフリー、そして何よりも重要だったのは③ズルトラのサイズに限りなく近い事である。

ファブレット製品を色々検索したのだが、7inchの機種ばかりで、なかなか条件に合うのが見つからなかった。仕方ないので、Windows 10 Mobile機種まで、物色対象を広げようと思い、確かインターネットで、VAIO Phone Bizの販売価格を調べていた時に、偶然、表示されたのがこの機種だった。

早速、スペックを調べると、パネルは 6.4inchのワイドで、Android6.0、そしてSIMフリーと3つの条件を見事にクリア。サイズは、 88.57×179.83x(6.96-10.7)mm、本体の重さは259gと記載。ズルトラは、92mm×179mm×6.5mm212gである。厚みと重さがズルトラよりもヘヴィーだが、縦横のサイズはまるで「ズルトラの双子」である。

写真左が引退した Z Ultra(ズルトラ)、右側が入社式後の Lenovo PHAB2 Proである。サイズはほぼ同じだが、液晶パネルのサイズは、PHAB2の方が大きい。サイズだけ見るとまるで双子のようだ。

CPUは、Qualcomm MSM8976 オクタコアプロセッサーで、メインメモリーは4GB、フラッシュメモリ64GBを搭載しているので、メインもフラッシュもメモリーはズルトラの倍だ。microSDスロットもあるので、128GBmicroSDXCカードでも入れておけば、結構、使えそうな機種である。

この写真も、左がズルトラ、右がPHAB2 Pro。ズルトラが完全フラットな形状であるのに対して、PHAB2は曲面状の加工となっている。薄さや重さではズルトラの方が「薄く軽い」。改めて、ズルトラの完成度の高さを知る。

防滴機能(IPX2)がズルトラに劣るのが、ちょっと残念。おサイフケータイ機能は無いが、iPhone X Apple Pay Suicawena wrist pro Edyを使っているので、これは大きなマイナス点にはならない。指紋センサーは裏面中央に配してあって指紋認証が可能なので、これは大きなアドバンテージである。

問題は価格だ。このスペックだと5万円は超えるかなと思ったのだが、某通信会社系ネット通販では、ポイント還元分を考慮すると 29,000円をちょっと下回る値段だった。オイオイ、こんな値段で本当に買えるの?何か、ワケありかな?と思いつつも、私が欲しいガンメタグレイは「在庫数台」と表示されていたので、購入を決定。

そして、先週半ばに商品が到着。Webでマニュアルをさらっと確認するに留め、SDXCカードや液晶保護フィルム等々、必要な小物系を注文。15日午後の引き継ぎまでは何もしないで放っておく事とした。

いよいよ引き継ぎの儀式(PHAB2 Proにとっては入社式)である。私(弊社)の場合、新しいデジタルガジェットを仲間として迎え入れる際には「大切な儀式」がある。それは、お揃いの木目調スキンシールを纏う事だ。iPad Proのような人気商品は、既製のスキンシールが販売されているのだが、そんな機種は稀である。PHAB2 Proは、そんなもの有るはずもなく、私が「自作」せなばならない。

私(弊社)のデジタルガジェットは、すべてお揃いのスキンシールを纏うことになっている。既製品がないのがほとんどで、その場合は、機器の形状に合わせた穴開け等をして「自作」する事になる。そのためのツールは勿論完備。

もっとも、この作業には慣れている。必要な部材も工具も揃っているので、裏面の型紙を作って、穴開け工具等使ってオリジナルのスキンシールをあっという間に造り上げた。早速、PHAB2 Proの裏面にドライヤーで暖めながら貼り付けた。まるで既製品のような仕上がりで満足!老眼は進んだが「小細工の魔術師」の腕前は衰えていないのだ。

スキンシール完成後、ドライヤーで暖めながら貼り付け完了。小細工の魔術師の腕前はまだ衰えていない。レンズと指紋センサーのために3つも穴を開けねばならなかったので、スキンシール作成は、ちょっと面倒だった。

PHAB2 Proのパネルは曲面ガラスなので、液晶保護ガラスは合わない。そこで、事前に取り寄せしておいた「傷修復機能付きフィルム」を貼った。う~ん、我ながら見事な仕事だ。フィルム貼りについても、おそらく私は「達人」である。

以前、Xperiaを購入した際に、au ショップの人が、親切液晶保護フィルムを貼ってくれようとした。即座に「私の方が上手いと思うので自分でやります。」と断った。ショップの方は「そんな事言われたの初めてですよ」と苦笑いしながら「では、ここでご自分で貼りますか?」と聞いてきた。「フィルム貼りは、必ずバスルームでやると決めているんで、そのままで構いません。」と私。この時点で、ショップの方は、私が「面倒な人間」である事に気が付いたらしい。

話が脱線したが、こんな具合に、PHAB2 Proの入社式は着々と進んだ。SIMは「ドコモ系 Nano SIM」を取り寄せ済み。SIMWiFiの設定も何のトラブルもなく完了。最後に、これも取り寄せ済みだったTranscend microSDXCカード 128GB Class10 をスロットに挿入。だが、適応外のカード云々とのエラーメッセージが表示され読み込んでくれない。

「ん? 128GBは非対応か。」と思いマニュアルを確認したが、特に記載はない。ここでふと閃きがあった。以前、似たような経験があった。確か、FAT32形式で再フォーマットすればイケるんじゃなかったかな?自宅デスクトップPC Windows10なので、FAT32非対応だが、専用のフォーマット用アプリがインストールしてあったはずだ。

アプリはすぐに見つかったので、躊躇なくSDXCカードを再フォーマット。あらためてカードをスロットに挿入し、PHAB2 Proを再起動。今度は何の問題もなくカードを読み込んでくれた\(^o^)最後にGoogleアカウントを設定し、無事に PHAB2 Proの「入社式」は完了

手に持ったPHAB2Pro。ズルトラよりもちょっと重く感じる程度。やはりこのサイズは片手で持つのにちょうど良い。「6.4inch」の魔力のようなものを感じる。

「小鉢男」のデジタルガジェット入社式が、いかに「どうでもいい些細なこだわり」に満ちたものであるかをご理解いただけたと思う。「小鉢男」とはそういうものなのである!

昨日から、PHAB2 Proは稼働中。予想以上にサクサク動き、まだ1日だけの使用なのだが、結構、気に入っている。今日は朝から東海地区への出張なので、新幹線の中で細かいアプリの設定をして、「私好み」の使い勝手に仕上げて行くつもりだ。

「八ヶ岳」の魅力をお伝えするために、にほんブログ村に登録しました。下記バナーをクリックして応援願います!
にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 八ヶ岳情報へ
にほんブログ村