八ヶ岳オフィス ウッドデッキ増設基礎工事《1日目》

8月9日午前9時半過ぎから、いよいよ、八ヶ岳オフィス ウッドデッキ増設工事が始まった。9日~11日の3日間は基礎工事となるので、私の出番はない。

オフィスの基礎工事をお願いした「守屋建設」さんに、小さい工事で恐縮なのだが、再び引き受けてもらった。3年前の基礎工事の際には、工期等、色々と無理をお願いしたのだが、誠実、かつ、とても気持ちの良い対応をいただいた。

現場監督も前回と同じYさんなので、オフィスの基礎構造や周辺の水道管の配管等を熟知しているという安心感がある。基礎工事は、すべてお任せしま~す!

オフィスセルフビルドを棟梁として助けてくれた知人のTさんからは「ウッドデッキの基礎工事なら自分で出来るんじゃないの?」というアドバイスがあったのだが、オフィス周辺の冬場の凍結深度は80~100cmと聞いている。ウッドデッキと言えども、基礎工事はプロに任せるべきだと、最終的に判断した。

ウッドデッキは、オフィスの南と西の壁面にL字型に増設する。南側が 120cm×400cm、西側が 240cm×720cmの計20.64㎡(畳12.5畳)のサイズなので、八ヶ岳本宅の壁3面に作った広大なデッキ(改めて正確な面積を計測してみよう)と比較するとまあ「子供」みたいなものである。

ウッドデッキを増設するのは、オフィス南側と西側の壁面である。工事開始前の記念写真をパチリ
ウッドデッキを増設するのは、オフィス南側と西側の壁面である。工事開始前の記念写真をパチリ

当初、西側は360cmの奥行きとする計画だったのだが、水道管が微妙な位置を通っているのに加え、西側斜面が急で部材コストが大きく増す事から、240cmへと修正したのだ。

午前10時過ぎには、現場の計測作業が始まり、作業の目安となる杭が次々と打ち込まれて行く。やがて、ユンボと手作業で地面の掘削が始まった。現場監督さんを含めて計3名、その後、作業は流れるように進んで行った。

部材の搬入後、10時過ぎから作業開始。上下水道管の位置を確認しながらの杭打ち作業が始まった。
部材の搬入後、10時過ぎから作業開始。上下水道管の位置を確認しながらの杭打ち作業が始まった。
枕木テラスに置かれたヒューム管。基礎は計7本を立ち上げる事になる。
枕木テラスに置かれたヒューム管。基礎は計7本を立ち上げる事になる。

午前中には、各基礎の地盤固めが完了し、午後からは鉄筋による基礎作りへと移行。今日の目標は、生コンを流し込むヒューム管立ち上げ作業の完了との事。結局、作業が完了したのは午後6時半前だった。

ユンボと手作業での掘削作業が始まった。山の別荘地での作業にユンボは欠かせない。本宅の枕木テラスやウッドデッキ工事の際には、ユンボを自分でレンタルし、友人Tさんが自由自在に操作した。
ユンボと手作業での掘削作業が始まった。山の別荘地での作業にユンボは欠かせない。本宅の枕木テラスやウッドデッキ工事の際には、ユンボを自分でレンタルし、友人Tさんが自由自在に操作した。
お昼前には、各基礎の地盤固めが終わり、午後からは鉄筋を使った基礎作りに移行。
お昼前には、各基礎の地盤固めが終わり、午後からは鉄筋を使った基礎作りに移行。

作業終了後の記念撮影で改めて実感したのは、オフィス西側斜面の傾斜が思っていた以上に急な事である。デッキ幅を360cmにしていたら、とんでもない難工事になってたな。あぁ、無理をしないで正解だった…

工事完了後。南側壁面に配置されたヒューム管。ウッドデッキの幅は120cmとなる。
工事完了後。南側壁面に配置されたヒューム管。ウッドデッキの幅は120cmとなる。
こちらは工事完了後の西側壁面の状況。奥行きは240cmと当初計画よりも120cm縮小したのだが、傾斜が急なのでかなりの高度差がある。
こちらは工事完了後の西側壁面の状況。奥行きは240cmと当初計画よりも120cm縮小したのだが、傾斜が急なのでかなりの高度差がある。
工事完了後の全景。1枚目の写真と比較して欲しい。気が早いが、ウッドデッキ完成後を思わずイメージしてしまった。
工事完了後の全景。1枚目の写真と比較して欲しい。気が早いが、ウッドデッキ完成後を思わずイメージしてしまった。

トリグラフ・リサーチ 稿房主
オフィスセルフビルド奮戦記