【オフィス・セルフビルド回顧録】室内 天井・床工事 忍耐編《7~9日目》

天井工事を6日間で何とか完了した Team Triglavは、次なる工程である「床工事」に移行した。実は、2013年の9月は、17営業日も地域金融機関向け講演が組まれており、私は全国を巡業で飛び回る日々が続いた。出張から戻るとすぐにD4で八ヶ岳に移動、セルフビルド作業に没頭し、出張前日の夜に川崎自宅に戻るという慌ただしさだったのである。過労でぶっ倒れないのが不思議な程、ハードな時期だった…

講演の隙間となった9月21日~23日の3日間は、家内と2人での作業。根太の間に、天敵スタイロエースを隙間無くビッシリと敷き詰めて、その上に防湿シートを敷き込む。さらにその上に、耐水構造用合板(コンパネ)をこれまた隙間無く敷き詰めるという手順である。

当然ではあるが、スタイロエースの根太間隔に合わせてのカット作業が必要となるし、コンパネも無駄なく切断・配置せねばならない。

「水色の悪魔」スタイロエースのカット・嵌め込み作業も要領が掴めてきた。天井作業の時と異なり、ほとんど修正する事なしに作業を進める事が出来た。何よりも上を向いての不自然な作業ではなく、下を向いて上から押し込む作業である事が楽だった。やはり、「重力に逆らう作業(天井材工事)」は辛いのだ。
スタイロエースの敷き込み作業と並行して、耐水構造用合板(コンパネ)カットのための寸法合わせも進める。「部材の無駄を極力省く」をモットーに作業に取り組んできたので、ここで妥協するわけには行かない。

この頃になるとスタイロエースのカットも要領が掴めてきて、カットのやり直しのような事はほとんどなくなってきた。それに、上を向いて姿勢でスタイロエースを押し込むのと比較すると、下を向いて叩き込む床の作業は随分と楽だった。

作業のパートナーである家内の有能さは、これまでの作業で十分証明済みなので、焦らず粛々と作業を続けた。

床材は合板ではなく「天然無垢材」なので、湿気による反りや歪みを小さくするため、根太とコンパネの間に防湿シートを敷き込んだ。その上から、採寸・カットを終えたコンパネをどんどん打ち込んで行く。家内はインパクトドライバも器用に使いこなす(持つべきものは頼りになる嫁である)。

事前に「まあ、3日間で作業を終えられるだろう。」と見込んでいたのだが、計画通り23日(3日目)の午後5時前には無事に完了\(^o^)/

3日目の午後5時前にはすべての作業を終えた。コンパネ同士の繋ぎ目は、ブチルテープをしっかりと貼り付けた。

これで、次回作業日(9月30日~10月5日)に床材貼りに取り組み事が出来る!