【オフィス・セルフビルド回顧録】ログ壁立ち上げまでの激闘編 4日目

2013年7月15日 海の日。この日も快晴で午前8時過ぎから作業開始。根太を固定し、昨日の内にカットしておいたスタイロエースのはめ込み作業を進める。その上に、構造用合板を敷いて、これから積み上げて行くログ壁の足場を確保するのだ。

構造用合板もピッタリとカットして、固定しようかと相談していたところ、ログキット販売会社の社長さんが10時過ぎに様子を見に来てくれた。14日は所用があるとの事で、我々だけで作業を進めたのだ。

昨日の作業の遅れを取り戻すため、朝から快調に根太の固定とスタイロエースのはめ込み作業を続けていた。そこにW社長が来てくれて、根太の固定もスタイロエースのはめ込みも、まだまだずっと先の工程である事が判明。長きに亘るセルフビルド作業で、この日が「最大のミス」であったように思う。

現場を見た途端に社長(これからはW社長と表記しよう)は大慌てしている。「根太の固定もスタイロエースのはめ込みも、床材工事の前なので、まだまだずっと先ですよ。一昨日(13日)に大引きの上に、根太と構造用合板は仮置きするだけと指示したでしょう!」との事。この時点で、確かに「根太と構造用合板は置くだけ」と言われていた(ような)事を思い出す。

要は、昨日から「不要の作業」を先に進めてしまったのだ。別に、スタイロエースと根太は先に固定しても構わないんじゃないかと思ったのだが、その後の工程で水道工事、トイレ工事、各種電気工事等等、根太とスタイロエースが邪魔になる作業が沢山ある事がわかった。やはり、プロの指示はしっかりと確認して、素直に聞くべきだと痛感したのはこの時である。

後日、セルフビルド作業が終盤戦にさしかかった際にW社長と工程を振り返って立ち話をした事がある。W社長は、7月15日(この日)の私達のフライング作業を見て「この人達はセルフビルドの完成までは無理だろうと…」と感じたそうだ。一方、ある日の作業の段取りと手際の良さを見た際に「ああ、やっぱりこの人達大丈夫だ。最後まで行けるだろう。」と見方を変えたとの事。そういった意味では、長きに亘るセルフビルド作業の中で「最大のミス」をしたのがこの日だったのかもしれない。

3連休の最終日なので、中央道は渋滞が予想される。Tさんご家族は自宅のある川崎、長男と次男は当時の赴任先(静岡と甲府)に今日中に戻らねばならないので、作業の深追いはキッパリと諦めた。助っ人さん達フルメンバーと作業完了の記念写真をパチリ。その後、固定してしまった根太を仮置きの状態に戻し、構造用合板を簡単に敷き詰めて雨対策のブルーシートで覆い、お昼前にすべての作業を終えた。

これから先の作業は、最も長い(そして重い)ログ材の積み上げが続くので、Tさんの助っ人なしには、作業を進める事が出来ない。私と家内は三男を川崎自宅に送った後、週の後半にはまた先行する形で八ヶ岳に戻り、ログ壁積み上げのための下準備を進める事になる。

こうして、ログ壁立ち上げまでの激闘編はその「第1幕」を終えた