『52体の祈りの道具』— とりあえずは「土偶さんレプリカ」に祈ろう!

今回の未曾有の豪雨災害に対して、一個人(人間)として、如何に対応・行動すべきなのか、思い悩んでいる。

弊社(私)は講演活動で全国各地の地域銀行を訪問する。今回、被害に遭われた地域は、今年に入ってからも何度も訪れている(広島は訪問から10日も経過していない…)。復興支援のためのお手伝いが出来るのは、もう少し状況が落ち着いてからであろう。現状、為す術のない自分が腹立たしい。そもそも、こんな時に『稿房通信』で何を書いたらよいのだろうか? 豪雨被害の甚大さが明らかになるに連れ、やり場のない苛立ちが募ってくる。

昨晩の報道番組で岡山 総社のアルミ溶鉱炉爆発シーンが映し出された際には、自分でも気が付かない内に、書斎のデスクトップPC脇に置いてある「縄文の女神」さまのレプリカに手を合わせていた。「もうこれ以上、被害が拡大しませんように…」という祈りであった。

縄文土偶が何のために用いられたかについては、様々な説があり、その答は出ていない。これまで、土偶さんの用途などにあまり興味はなかった(何であれ好きだった)のだが、昨晩、何となくわかったような気がした。やはり、大いなる自然の力に対する畏怖や、自然の脅威を鎮めるための願いが込められた「祈りの道具」であったのだろう。

そう閃いて、土偶のレプリカさん達に片っ端からお祈りしようと考えた。全国各地で買い集めた土偶さんレプリカは既に52体に達している。きっと、思いが届くはずだ!

だが、東京での仕事が続くので、今週は川崎自宅で過ごす事になる。残念ながら、土偶さんレプリカのほとんどは、八ヶ岳オフィスに置いてあるのだ。

そこで、過去に撮影した八ヶ岳オフィス内の土偶さんレプリカの写真(すべてではないが)を集めて掲載する事にした。既に、Web上にランダム表示されている「本物さん達」の写真と合わせれば「土偶さんパワー」が増幅されるに違いない!

とりあえずは、土偶さんレプリカ達に祈ろう。『西日本の雨が早くあがりますように。そして、被災地の皆さんをお守り下さい!』と…

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