仕事を午後4時前に終えて「温泉」に行こう!—『パノラマの湯』編

「わざわざ八ヶ岳にオフィスを構えたのは登山が趣味だからですか?」といった類の質問を時々受ける事がある。「登山に興味はありません。山は登るものでなく、遠くから眺めるものだというのが、私の信条です。」と、いつも答える。

さらに補足するならば「時々眺める」位がちょど良いと考えている。「美人は3日で飽きる」とかいう諺(?)があったように思うが、八ヶ岳も南アルプスも、日々、窓越しに見られるような環境であれば、飽きっぽい私の場合は、有難みが薄れてしまうような気がする。

幸い、我が八ヶ岳オフィスは、八ヶ岳も南アルプスも「垣間見える」という表現が相応しいロケーションにある。本宅購入時に、周囲の眺望よりも、樹木に囲まれ(=風から守られ)、西日が長い時間射すような場所である事を優先したためだ。「雄大な山々を無性に眺めたくなった時、いつでも数分で見に行ける」という条件が満たされていれば、私にとっては十分だ。

さて、夕方の温泉巡りの2日目は、どこに行こうか? 昨日「尾白の湯」の露天風呂で眺める八ヶ岳は格別だった。そうだ、今日は「富士山」が見える温泉へ行こう。

必然的に、茅野方面ではなく、今日も北杜市方面に向かう事になる。インターネットで「露天風呂 富士山 北杜市」と入力して検索を掛けたら、予想していた温泉の名前がヒットした。甲斐大泉温泉『パノラマの湯(http://panoramanoyu.sakura.ne.jp/panorama.htm)』である。

ここは、昨年の春、露天風呂からの富士山の眺望が素晴らしいという評判を聞いて、社主さまと1回だけ訪れた事がある温泉だ。残念ながらその日は天気が芳しくなく、富士山は輪郭がぼんやりと確認できる程度だった。

天気予報によると、富士見町周辺は、明日から天気が崩れるとの事。今日は昨日程の快晴ではないものの、八ヶ岳オフィス上空には、午後からは青空が広がっていた。そう、行くなら今日しかない!

午後3時半前にプレゼン資料作成に一段落付いたので、ちょっと早めに『パノラマの湯』を目指す事にした。ナビで確認すると距離は18km、信号がほとんど無いルートである。さあ~、出発だ~。

鉢巻道路から八ヶ岳高原ラインへ向かう。運転中は音楽が欠かせない。D4直結のiPodはランダム設定してあるのだが、何故か、To Love You More、Time to Say Goodbye、Cavalleria Rusticana 等々、お気に入りの曲ばかり流れてきた。ご機嫌な気分で快調にドライブ。

3時50分には『パノラマの湯』の駐車場着。そして空を見上げて気が付いた。「ん?? 曇ってるぞ。」嫌な予感が… でも前に進むしかないのだ。エントランスの右脇には、名水の飲み場(採水場?)がある。温泉を出てから味わう事としよう。

『パノラマの湯』のエントランス周辺。八ヶ岳オフィスを発った時は青空だったのだが、見事な位の曇り空になっていた。写真中央からやや左寄りにあるのが「名水の飲み場」である。

館内入ってすぐの自販機でチケットを購入。ここも820円(北杜市民は410円)。ラウンジを進んで、当然ではあるが男湯(赤岳の湯って書いてあったかな)に入る。脱衣後、露天風呂に直行し、まずは富士山を確認。

「あ~あ、また駄目だよ…」今日も富士山はぼんやりと霞んでいて、私が期待していた眺望には程遠い状況だった。「仕方ない。温泉を楽しもう!」と決めた。

『パノラマの湯』のパンフレット掲載写真の内の1枚。露天風呂から遠望する富士山が美しい。私はこんな眺望を今日は期待していたのだが…

浴室に戻り体を洗った後、改めて、内湯の倍以上の広さと思われる「露天風呂」に入った。湯温は40.5度でちょっと温め。だが、それが絶妙に心地良い。温泉ダイエットで内臓温度を高めるには、正に最適な温度だった。そして、露天風呂としての開放感は素晴らしい。気が付いたら35分も露天風呂に浸かっていた。

まだ入っていない内湯に移動。こちらも41.5度で決して高い湯温ではないのだが、露天風呂の温度に慣れていためか、結構、熱く感じた。その後、もう一度、露天風呂に軽く浸かって、ふと時計を見たら、5時5分前になっていた。そろそろ出よう!

温泉から出た後に、男湯と女湯の間にある展望スペースから、iPhone Xでズームして富士山を撮影。露天風呂から肉眼で見た場合、富士山はもっと小さく、さらに霞んで見えた。

着替えた後にラウンジで「芳醇 和梨白ぶどう」なる不思議な飲み物をグイっと飲み干す。ファニーな名称だが、私好みの甘さだった。

そして最後のお楽しみ、名水「深層天然水」を味わう。あっ、美味い。さらりとした喉ごしで癖がなく飲みやすい。何となく「優しい水」だ。

温泉から出た後に味わう「名水」は最高だ!正式名称は 、名水「深層天然水」。上手く表現できないが「優しくて美味しい水」だった。

金田一春彦先生による 名水「深層天然水」の解説文。「極めて稀な軟水」「日本屈指の天然の名水」との事。北杜市には「大泉金田一春彦記念図書館」がある。

昨日の「白州の名水」もそうであったが、八ヶ岳界隈の名水のクオリティーの高さを再認識させられた。

それにしても、パノラマの湯から見る富士山には縁が無い。3年位前から「もうすぐ富士山が噴火するぞ!」と銀行アナリストの見地からの「根拠なき断定的予言」を繰り返してきたので、富士山が怒っているのかもしれない…

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