『仮面の女神』サマのお誕生日パーテー 参加できない。残念…

今週と来週は東京での仕事が中心となる。「よりによって、こんな猛暑の中で東京かよ…」とボヤキながらも仕事を続けている。

東京Dayは、情報収集も兼ねるので。講演や勉強会の他に会食や面談などの予定が朝からギッシリと埋まる。これが疲労感に拍車を掛ける。それもかなり先までの予定を埋めてしまうので、自由に身動きが取れない。

都内に「お洒落なツリーハウスのCafe」がある事を知り、隙間時間に訪れようと思ったが無理だった。こうして私の「東京嫌い」はさらに加速して行く。

勘の鋭い稿房通信読者の方には自然と伝わっているかもしれないが、私の最近の興味は「ツリーハウス」に傾斜しつつあり、縄文土偶熱はやや冷め気味だ。縄文土偶探訪も7月25日の山形県立博物館の再訪以降は、丸1ヵ月活動休眠状態である。

これじゃあいけないと思い、限られた時間の中で9月の土偶さん探訪予定を組もうと、昨晩、Webで情報収集を試みた。

検索開始して数分後「仮面の女神誕生日パーティー」なる文言が複数、目に飛び込んできた。「そんな重要なイベント、しっ、知らんぞ~」と、思わず絶叫しそうになった。

Linkを辿って、すぐに八ヶ岳JOMONライフフェスティバル」のHPに至った。10月22日の「平原綾香」サマのライブチケット入手にばかり気を取られていて気が付かなかったのだが、9月9日~10月22日の開催期間中に実に様々なイベントが催されるのだ。

そのプレイベントの目玉商品として位置付けられのが「仮面の女神誕生日パーティー」なのである。国宝土偶「仮面の女神」サマが、茅野市湖東の中ッ原遺跡から出土した(2000年)8月23日を「仮の誕生日」と定めたようだ。その上で、8月26日(土曜日)の正午から午後9時迄、様々なお祝いイベントを開催。

仮面の女神サマ誕生日パーティー案内チラシの上半分。メランコリーでミステリアスな雰囲気の女神サマがジョッキを掲げているのが微笑ましい!粋な企画である。

だが、この日、私は予定があり、残念ながら参加する事は出来ない… 自身の八ヶ岳JOMONフェスに対するリサーチ不足を大いに反省した。

しかしまあ、私が大好きな「粋(いき)」なイベントである。『豊穣感』溢れる「縄文のビーナス」さまと異なり「仮面の女神」さまは「もの悲しい(melancholy)」雰囲気を漂わせているところに魅力がある。そんな彼女の誕生日を盛大にお祝いするというミスマッチ感をとても微笑ましく、かつ、お洒落に感じるのだ。

仮面の女神サマが発掘された時の状態。お誕生日、おめでとうございま~す

稿房通信読者の方で8月26日茅野界隈を訪れる方のために、案内チラシのPDFを添付する。八ヶ岳にオフィスを構えながら、パーティーイベントに参加できない「哀れな私」に代わって、是非、仮面の女神サマの誕生日をお祝いして欲しい!!

仮面の女神誕生日パーティー案内チラシ