『樹の家への途(みち)』新路線で再スタート!

「楽しいか?」と問われれば自信を持って「超楽しい」日々を送っていると答えられるのだが、一方で、ウンザリする程慌ただしい日常であるのも確かだ。

昨晩は中央道の渋滞を避けるために午後10時に八ヶ岳オフィスを発ち、12時ちょっと前に川崎自宅に戻った。何なんだ!? この蒸し暑さは… 今日も朝から仕事かよ…

最近、反省している事がある。もう75本以上も配信した【縄文土偶探訪記】を暇な時に、サラッと見返した。趣味の情報配信なのに、あまりにも忙(せわ)しない内容だ。

全国講演や旅行の隙間時間を有効的に使って博物館巡りをしているので仕方ないのだが、博物館への到着時間や滞在時間に入館料等、やたらと数字が並んでいる。最初に博物館の外観写真を配するなど、見る人が見れば掲載写真にも一定のルールがある事がわかるだろう。

何事もマニュアル化して、システマティックに処理する癖が身に付いているので、それがコンテンツに滲み出ている。実は、博物館の目玉的な存在の土偶さんを撮影する際には「どの角度から何カット撮影するか」等々、より細かいルール(しきたり)が定めてある。「これじゃあ趣味の風情がないよなぁ~」 まあ『求道者』とはそういうものか…

でも、趣味の情報配信は、時間を気にせずにまったりとした雰囲気で、One day in summer…なんて出だしで綴り始めるのがお洒落だよな。と言うわけで、新コンテンツ「樹の家への途(風と樹の家より改題)」は、配信わずか3本目にして、まったり路線で行く事に決めた(改めた)。

講演の合間に全国各地のツリーハウスを訪ねるなどという「無粋」な事はしないと心に誓った。ツリーハウスを見学・鑑賞する際には、時間を気にせずに済むようなスケジュールを組もう!

さらに、日付や時間等々、定量的データの記載は極力排除。写真撮影も【縄文土偶探訪記】の携帯性重視のコンデジから、デジタル一眼に変更し、色々な交換レンズを使うぞ。「高過庵」や「空飛ぶ泥舟」のように、1回で2軒のツリーハウスを紹介するのはやめて、1軒1軒じっくりと味わいながら丁寧に紹介しよう。

さあ「樹の家への途」は仕切り直し、『TRI稿房通信』唯一のまったり癒やし系コンテンツとして再スタートだ。
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夏のある日、私は三男と一緒に八ヶ岳西南麓を中心としたドライブを楽しんだ。社会人2年目を迎えた三男は夏休みで八ヶ岳本宅に滞在中。リフレッシュのための温泉巡りと八ヶ岳周辺の食材を味わう旅を私がアレンジしたのである。

そして、メイン企画として「安藤百福センター」『小諸ツリーハウス プロジェクト(http://momofukucenter.jp/treehouse/)』見学を組み込んだ。

安藤百福センターの建物そのものが、隈研吾氏設計による正に「アート」であり、周囲の自然環境に見事に溶け込んでいる。様々な角度から眺めて、その造形美を堪能できるのだ!

隈研吾氏設計による「安藤百福センター」。内装・外装に共に自然木をふんだんに使用し、周囲の自然環境と見事に調和している。

駐車場裏手のツリーハウスが点在する小山から撮影した「安藤百福センター」。センターは、インスタントラーメンの発明者である安藤百福(1910〜2007)氏の生誕100年を記念し、“子どもたちに自然体験活動を教える指導者”を育てる「上級指導者」の養成と、指導カリキュラムの研究・開発を目的として設立された。

様々なアーティストが作ったツリーハウスは、センター駐車場裏手の山の中に点在している。センターの受付で、住所氏名を記入して、簡単なアンケートに記入すると、ツリーハウスの所在地を記したマップがもらえる。1、2、3...全部で7軒(戸かな?)。

受付で、住所氏名やアンケート記入後にもらえるツリーハウスのマップ。ツリーハウスは全部で7軒。『樹の家への途』の新コンセプトに従って、まったり&ゆったりと見学・鑑賞する事にした!

さあ、ツリーハウス鑑賞の開始である!