【縄文土偶探訪記 Season 5 Vol.3】 山形県立博物館[再訪]配信のお知らせ

毎日、毎日、暑い中、全国を講演で飛び回っている。炎天下の中、頑張っているという意味では、高校球児と大差ないのだが、誰も声援を送ってくれない…不条理な世の中である。

多い日になると、講演、会食、面談等々を合わせて、1日4~5件のイベントが入る。これに移動時間を含めると、ほぼフルスケジュールとなる日が多い。そんな忙しい中、全国各地の縄文土偶さんを訪れる私は、正に『求道者』と化しつつある。

今後は、これに「全国各地のツリーハウス探訪」も加える計画だ。さらにスケジュールがタイトになるのは確実だろう。現在の全国講演中のスケジューリングは10分単位で組んでいあるが、やがて1分単位に変えるかもしれない。だが、『求道者』とはそういうものである。

7月25日の午前6時10分、私は山形での講演の前の空き時間を使って、国宝「縄文の女神」サマとの2回目の対面を果たすために、上りの始発新幹線で盛岡駅を発った。

ホテルで朝食を摂る時間はなかったので、新幹線車内で盛岡名物のコッペパン「福田パン」の「あんバタ-」を食べた。盛岡には講演で何十回来ているかな? でも、福田パンを食べるのは初めてだ。おっ、美味しい… ふかふかと柔らかくて、あんとバターの配分も絶妙だ。

この日のハードスケジュールをこなすエネルギーを充填できたような気がした。そして、全国各地お気に入りの「食(主に駅弁とケーキ)とスポット」に新たな1ページが書き加えられたのだ。

今回、山形県立博物館を探訪する最大の目的は、勿論、縄文の女神サマにご対面する事であるが、2番目の目的は「女神サマのダイキャスト製小型レプリカ(1,800円)」を購入する事にあった。

このダイキャスト製レプリカの高さは12cmちょうど。実物の身長の4/15(0.26667)。机の上でペーパーウェイトとして使うのにちょうど良いサイズだ。重さとバランス(安定感)も申し分なく、加えて、女神サマのレプリカなので、その造形美も堪能できる。

初回訪問時に購入した1体は八ヶ岳オフィスで大活躍しているのだが、前々から自宅書斎用も欲しかったのである。

机上のペーパーウェイトひとつにそんなに拘るかと思われるかもしれないが『求道者』とはそういうものなのである。

縄文の女神サマの「国宝展示室」外観。国宝なので当然ながら特別待遇を受けていらっしゃる。土偶さんファンならご存じと思うが、尖石の国宝さんが「縄文のビーナス」サマ、こちらは「縄文の女神」サマである。

山形県立博物館の2回目の探訪記の詳細は、こちらをご覧下さい → https://triglav-research.com/?page_id=19078