【縄文土偶探訪記】Season 3 蔵出し作業 ① 「新潟県立歴史博物館」

月日が経つのは早いもので、今日からもう6月である。5月の後半に未配信在庫の整理に真面目に取り組んだ結果、【縄文土偶探訪記】Season 4の配信本数は22本に達した。今年に入って探訪した博物館で未配信在庫は「ゼロ」の状況。気分は爽快である。

【縄文土偶探訪記】については。稿房通信のメイン・メニューのそれぞれのSeasonの上にカーソルを置くと、探訪した博物館がスラッと並んで表示されるよう設計してある。完全配信状態にある Season 1と4、年前半の探訪分の配信が終わっている 2は、それなりの見映えである。だが、宮崎県の「西都原考古博物館(https://triglav-research.com/?page_id=15476)」のみの配信に留まっている Season 3は、お洒落ではない。昨年は、FinTechの深みに嵌まって、そもそもたったの19館しか考古博物館を探訪できなかったのだが、それにしても酷すぎる。

さらに、Season 3の口上に「お蔵入り状態のまま放置された土偶さん達の蔵出し作業に2017年前半を使って取り組む予定」などと宣言してある事に、今朝、気が付いた。誰がこんな無責任な事書いたんだ?? 私は、こんなの知らないぞ… おそらく【縄文土偶探訪記】の熱心な読者の中に、腕利きのハッカーがいて、内容を書き換えてしまったに違いない!

だが、私は、公約を反故にしたり、前言を撤回するのが仕事の政治家とは違う。「伊達と酔狂」を社是とし、「有言実行(公言して自身を追い込む)」をビジネス推進の基本(これはあくまでも理想であって、現実は大きく異なる)とするトリグラフ・リサーチの代表である。そんなわけで、今日から1ヵ月かけて、Season 3の完全蔵出しを行う事を決めた。

蔵出し作業の初回は「新潟県立歴史博物館」である。2016年3月9日、まだ冬寒い「新潟巡業」の日、長岡と新潟での仕事の隙間時間を使って、2つの考古博物館の探訪を決行。そのひとつめの訪問先だ。

詳細については、新潟県立歴史博物館探訪記https://triglav-research.com/?page_id=17429 をクリックいただきたい。

ここで最も印象に残っている土偶さんは、何となく「クリオネ」に雰囲気が似ていた。名無しの土偶さんだったので、勝手に「クリオネ土偶」さんと呼ぶ事にした。

こちらも「壊れた土偶」縄文晩期/出土地不祥/館所蔵とのみ解説された土偶さん。うーん、これもレア物だな。なんとなく「クリオネ」に雰囲気が似ている。

トリグラフ・リサーチ 稿房主
【縄文土偶探訪記】