あぁ、いい天気だ! こんな日に仕事をしちゃ駄目だな…

先週の月曜日から金曜日まで、家内と北海道を旅し、日曜日の朝早くに八ヶ岳オフィスに出社した。八ヶ岳滞在は今日で6日目になる。日曜日の昼過ぎから雨模様となり、一昨日(水曜日)のお昼頃まで、ほぼ雨が降り続いた。カラッとした晴天の多い八ヶ岳オフィスにおいては異例の事態である。

本格稼働した「トリグラフ八ヶ岳西麓気象観測所」は、この間、刻々と変化する気象状況をしっかりと記録し続けてくれた。最大降水量は 9日(水曜日)の午前6時で11.3mm/h。「やや強い雨」程度だ。一昨日の午後には青空が広がり、台風禍の雨は過ぎ去ったように思えたのだが、昨日は、曇りと晴れを不安定に繰り返すスッキリしない天気だった。

私は、兎に角、「雨」と「傘をさす」という行為が大嫌いである。雨の中の外出なんて、出来れば極力避けたいと心底思う。そんなわけで、昨日までの5日間は、ほぼオフィスに「缶詰状態」。仕事が面白いように進んだ! たまには、雨が続く事も悪くないかな?

今朝の八ヶ岳オフィスは Normalized condition 「雲ひとつない青空」が広がっている。午後から、家内と三男が八ヶ岳にやってきて、週末を過ごす予定なので、午前中に雑用を済ませる事にした。お隣の原村で所用をこなしたついでに「八ヶ岳自然文化園」に足を伸ばした。園内の遊歩道を20分程散策する。ここは「紅葉」の名所であるが、当然ながら、まだほとんどの樹木の葉は青々としている。一部の木々が、ほんのりと色付いた程度であり、漸く「初秋」の雰囲気が漂い始めたところである。

紅葉の名所「八ヶ岳自然文化園」 まだ一部の木々がほんのりと色付いた程度である。
紅葉の名所「八ヶ岳自然文化園」 まだ一部の木々がほんのりと色付いた程度である。

オフィスに帰る途中、「八ヶ岳エコーライン」の分岐口側のスペースに D4を駐車した。ここは、「八ヶ岳」「南アルプス」「富士山」が遠望できる私のお気に入りスポットである。同じポイントからズーム倍率のみ変更して山々を撮影した。真上を見上げると雲ひとつない青空なのだが、何故か山には厚い雲がかかっている。まあ、これはこれで風情がある。

「八ヶ岳エコーライン」分岐口から撮影した「八ヶ岳」。山頂から上を雲が覆っている。
「八ヶ岳エコーライン」分岐口から撮影した「八ヶ岳」。山頂から上を雲が覆っている。
こちらは「南アルプス」の遠望。甲斐駒ヶ岳のゴツゴツとした山頂は雲で覆われて見えない。
こちらは「南アルプス」の遠望。甲斐駒ヶ岳のゴツゴツとした山頂は雲で覆われて見えない。
雲間から控えめに山頂をのぞかせている「富士山」。
雲間から控えめに山頂をのぞかせている「富士山」。

オフィスに着いたのは11時過ぎだった。昨日までは、雨で湿っていた枕木テラスは、今朝からの晴天で、既にカラッと乾いて灰白色の輝きをみせている。これからの季節、ウッドデッキよりも、枕木テラスが活躍する事になる。あぁ、いい天気だ! こんな日に仕事をしちゃ駄目だな…

左手奥が、オフィスと本宅の間に設けてある「枕木テラス」。勿論、これもお手製である。秋になると ファイヤープレイス&バーベビューコーナーとして大活躍してくれる!
左手奥が、オフィスと本宅の間に設けてある「枕木テラス」。勿論、これもお手製である。秋になると ファイヤープレイス&バーベビュー・コーナーとして大活躍してくれる!

トリグラフ・リサーチ 稿房主

『TRI稿房通信』 Vol.15